参加者(順不同)荒牧やむ茶、川村美智代、小野修市、増田信一、勝又恭子、松田夕介、稲森ユタカ、望月弘、森田安心、市川重雄、八木益代、川村洋未、杉山光代、高瀬輝男、垣野佳子、中前棋人、水品団石、望月満月、林二三子、尾崎好子、加藤鰹、米山明日歌、西垣博司、藤田武人、栃尾奏子、池田茂瑠、瀧進、森下居久美、谷口さとみ、大塚徳子、南天子、佐野由利子、岡村廣司、畔柳晴康、永田のぶ男、長澤アキラ、曽根田しげる、中野三根子、渥美さと子、小林ふく子、中司、鈴木まつ子、薮崎千恵子、鈴木千代見、深沢弘、山本野次馬、川口亘、川口のぶ子、奥宮恒代、薗田獏沓、成島静枝、内山敏子、中矢長仁、川島五貫、滝田玲子、石田竹水、濱山哲也、石上俊枝、安田豊子、毛利由美、加茂和枝、鹿野太郎、森だがやん、那須野正明、恩田たかし、提坂まさえ、野中雅生、野中とし子、萩原まさ子、伊藤泰史
▽今年の新年句会も盛況に終わりました。
大阪から栃木から参加して下さり感激。
宿 題 「揺 れ る」 中前 棋人 選
焼香の煙が揺れる アンタ誰? 鰹
春が来た胸のふくらみ揺れ動く 洋 未
脳みそを揺するとたまに灯が点る アキラ
仲人口満点ゆえに決め兼ねる 進
此処に来てつっかい棒が揺れだした 輝 男
せっせっせ春に向かっている振子 美智代
沈む記事浮く記事世界揺れている 獏 沓
プッチンプリンいい歳をして揺れている
由利子
プレートというまな板に乗っている 博 司
ヤジロベエ揺れて私は生き残る 和 枝
二兎を追い二兎とも掴み揺れている 美智代
夕暮は断ち難い酒まだ揺れる 亘
かんざしが揺れて大人の仲間入り 居久美
五線譜を揺らして春色のピアノ 奏 子
にっこりと八十路のラブに灯がゆれる佳 子
おっぱいもお尻もリオのカーニバル 団 石
増やそうかお父さんへのおこづかい とし子
嘘ついたから影法師揺れている 恭 子
北風を乗せてブランコ揺れている 益 代
少子高齢大黒柱揺れている 徳 子
揺れている嫁にバレない自信ない だがやん
耐震の保障期間が過ぎていた 博 司
魂を揺すり続けて明日を追う アキラ
出しそびれした奥の手が揺るぎだす 千恵子
初日の出大歓声に大地揺れ 好 子
好き嫌い返事に揺れるイヤリング 益 代
ブランコを止める勇気をくださいな 猫 子
五 客
揺れている船を降りても揺れている たかし
千鳥足今夜の地球よく揺れる 廣 司
百円のおみくじで人生が揺れ 由 美
川面に揺れる母の面影 徳 子
民族が揺れると火の粉あがりだす 明日歌
人 位
多すぎたおつりに心揺れている 三根子
地 位
お年玉 大か小かに決めかねる 光 代
天 位
お爺ちゃん何もしないが揺れている たかし
「揺れる」選者。川柳さくら
中前棋人さん。素晴らしい詩吟も披露して下さいました。
宿 題 「う さ ぎ」 森下 居久美 選
部活動頑張ったよねうさぎ跳び 二三子
ガタが来たうさぎ小屋にも夢はある 恒 代
たんまりとノバのウサギに貸しがある太 郎
うさぎ小屋絆が結ぶ泣き笑い 俊 枝
アンゴラもただのうさぎになる野原 ふく子
雪うさぎ羽持つ美女に跨がれる 茂 瑠
耳を立て跳び出すチャンス待っている恭 子
放課後の泣きに来たのかうさぎ小屋 静 枝
居眠りのドジなうさぎが好きになる 美智代
うさぎ小屋だけど自慢のマイホーム 夕 介
うさぎ小屋親のうさぎの目が真っ赤 五 貫
ピンと立つウサギの耳に危機管理 太 郎
負の遺産でした遮二無二うさぎ跳び 由 美
冬の夜うさぎ餅つく音がする 哲 也
切り株に注意と書いてうさぎ年 弘
渋々とメタボのうさぎぴょんと跳ね 奏 子
溶けてなお空を見上げる雪うさぎ 信 一
ストレスを濾過する耳を持っている さとみ
傾聴を学ぶうさぎの長い耳 まさ子
草食系ばかりが育つうさぎ小屋 博 司
聞き上手福耳立てて運を呼ぶ 俊 枝
人生訓うさぎと亀は役に立ち 天 子
卯の年へ聞く耳しかと立てて跳ね 豊 子
人情にもろいうさぎの目が赤い ふく子
惰眠する兎を真似る平和ボケ 泰 史
逆境のたびにうさぎ跳び百回 棋 人
跳ね方の下手なうさぎで生き辛い アキラ
三が日うさぎ小屋だが笑い声 しげる
五 客
逃げるが勝ちウサギは争いなど嫌い 輝 男
不条理を見詰めうさぎの目が赤い アキラ
オレオレが兎の面を付けて来る 由利子
はやぶさへ月の兎が道を開け のぶ男
輝ける明日へぴょんとひとっ跳び 恭 子
人 位
身丈だけ跳ねて卯年の道を行く 豊 子
地 位
でかい夢うさぎ小屋から跳ねて出る 千恵子
天 位
うさぎ跳びしてきた足だ頑張れる 明日歌
「うさぎ」選者、掛川の森下居久美さん。カラオケも盛り上がりましたね~
宿 題 「 初 」 望月 弘 選
書き初めの筆が跳ねてるうさぎ年 千恵子
たるむ愛初心にかえり温める 千代見
初鏡まだまだ五体しゃんとなる まつ子
風紋を踏んで初日に手を合す 晴 康
新色のルージュで蝶へ脱皮する 博 司
法多山ダンゴ目当ての初詣で 玲 子
初春へホラも書きたい日記帳 ふく子
初鏡まだまだ五体しゃんとなる まつ子
初恋はあったかどうか物忘れ 天 子
最初だが最後にしたい角かくし 博 司
親父殿寿司は如何か初任給 だがやん
初雪がぶきっちょな恋溶かしだす 明日歌
初恋の詩集を捨てた上野駅 安 心
初めての寿司も回っていた私 さとみ
初売りの争奪戦の福袋 千恵子
目を閉じて初めて乗った霊柩車 由利子
初が付く節目節目に出る祝儀 好 子
年賀状うれしい人の初だより 雅 生
車椅子先頭を行く渡り初め 太 郎
ぶり大根燗はぬるめと言う初冬 美智代
産声をあげて初風呂いい湯だな のぶ男
ファーストキッスもうこの人と決めました 野次馬
自信句の呼名に酔った初句会 竹 水
私の画布へ祈りの初詣 アキラ
初鏡少し濃いめに紅をさす 敏 子
自分史にまだ初恋の人がいる 俊 枝
初期ですといつも騙している名医 ひろむ
初デート轍に嵌りJAFを待つ 由利子
初めてのくちびるだった恋だった 棋 人
今年はと派遣帰りの初日の出 アキラ
血圧も心音も良し初詣で 廣 司
初任給老後のために貯蓄する やむ茶
初風呂を旦那が沸かし背も流す 佳 子
まだあるの初体験が私にも 三根子
五 客
初髪のきらりととけて増す色香 まつ子
初氷スケート真似るランドセル 居久美
小さい鉢ですが初夢植えました 輝 男
初喧嘩引き分けにしてつつがなし 五 貫
初めてと言うけどうそと知っている 団 石
人 位
初釜へ伝統の湯気立ちのぼる さと子
地 位
母さんが付いてきちゃった初デート 明日歌
天 位
踊ろうよ初めて会った日のように 団 石
「初」の選者は望月弘さん。土匪吟によれば「寡黙だが実はスケベー」だそうで(笑)
席 題 「土 匪 吟」 加藤 鰹 選
お笑いのまん中にいる鰹さん 益 代
鰹さんたたきにしたらより旨い 洋 未
鰹さん海老蔵負かす酒乱です 信 一
擦れ違い 離婚間近な鰹さん 由利子
初詣鰹に凶が出てショック 武 人
年甲斐もなく出っ腹の鰹さん 由利子
職業と別にかつおはよく動き 輝 男
まぐろより高値呼んでる鰹さん 重 雄
友釣りで句をつり上げる西垣氏 のぶ男
酒の出る席だと博司すぐ出掛け 博 司
修市さん男らしさがよく目立つ 博 司
洋未ほど親切な人少ないな 輝 男
洋未さん今日も化粧ののりが良い 博 司
イビョンホン様はどうです三根子さん居久美
ダイエット効果ばっちり三根子さん 博 司
ちいちゃんに分けてあげたいこのお肉居久美
ワインっていいねちいちゃんもっといい 団 石
私には困った時の二三子さん 居久美
細やかな心と手先二三子さん さとみ
何とまあ上品だこと美智代さん 博 司
団ちゃんの変なところに引かれます 棋 人
お手本の棋人さんですパチンコ屋 団 石
カミさんを語らせるなら棋人さん 恭 子
信一さん川柳壇で見ています 美智代
どうしても隅におけない信一さん 団 石
好子さん紫の髪さわやかで 洋 未
好子さんさわのママかと間違えた アキラ
明日歌さん輝いてるねクリスタル アキラ
しんちゃんのママが句会にやってきた恭 子
ミサエとはもう言わせない明日歌さん団 石
負けたなと思う着物の佳子さん 明日歌
あったかな布団のような居久美さん 由利子
大所帯笑顔でさばく居久美さん さとみ
短冊が芸術になる恭子ちゃん 団 石
今日の絵を切り絵にしてネ恭子さん 奏 子
恭子さん趣味が多才でお酒好き 夕 介
好青年見かけじゃないね夕介君 居久美
目の前に弟に似たビリケンが 奏 子
ユタカ君声の低さでしびれそう 洋 未
エグザイル今度教えてユタカ君 居久美
無精髭じゃあないですかユタカ君 由利子
エグザイル陰のメンバーユタカ君 夕 介
ユタカ君早く嫁さんつれてこい しげる
バイクなら密輸もします森田です のぶ男
安心をするとあぶない安心さん 団 石
百歳の迎え蹴飛ばすしげるさん 弘
しげるさんお手本にして日々元気 洋 未
明るくて慈悲にみちたる曽根田様 光 代
しげるさん目標にして続けよう 二三子
目標はしげるさんです年女 居久美
遠くから今日も可愛い奏子さん 居久美
奏ちゃんと暮らす春まで待ち遠し 武 人
大阪の二人デートは趣味かもね 夕 介
輝男さん久し振りですお若いね 佳 子
輝男さん作句が若くおどろきだ 修 市
輝ちゃんて一度呼んでもいいですか 恭 子
由利子さん新聞いつも新聞見ています美智代
由利子さん名前からして素敵です 博 司
由利子さん声が掛かるの待ってます 修 市
由利子さんどうしていい句浮かぶのよしげる
人の世話由利子作句に時間なし 輝 男
由利子さん僕はワカメが大好きだ 安 心
若い頃あばれんぼだなのぶ男さん 修 市
のぶ男さん句碑建てる余地まだあるよ輝 男
逢いたくて来たのよアキラさん素敵 奏 子
アキラさん僕の千円万にして 輝 男
アキラさん手品で出して一万円 三根子
アキラさん先祖は魔法使いだね 益 代
金減らす術を悩んでいるアキラ さとみ
あり余る資産アキラは持て余す 輝 男
アキラさん私はここよ手を振って 奏 子
アキラさん深く詠みすぎ解らない 信 一
“ひろし”でも望月弘群を抜き 博 司
ポツリ言うギャグが強烈弘さん 夕 介
弘さんチョット横向き一句でき 洋 未
来世では一緒もいいね弘さん 明日歌
かもくだが実はスケベー弘さん 由利子
五 客
由利子さん懸賞かかる句は負ける 信 一
おっかない顔してエッチのぶ男さん 団 石
女性とは思わなかったしげるさん 博 司
ほめるとこなくてごめんね鰹さん アキラ
若い女ぜったいいるな輝男さん 明日歌
人 位
電気屋でアキラが言ったまけてくれ 武 人
地 位
山奥の猿と仲良い弘さん のぶ男
天 位
十大ニュース輝男しげるが再婚か 安 心
素晴らしいハーモニカを披露してくさだった望月満月さん。大先輩です。
年間賞準賞受賞の勝又恭子さん。上の句の通りお酒強いです(笑)
年間賞準奨励賞の藤田武人さん。大阪から遠路はるばる駆けつけて下さいました。おおきに~
武人さんと奏ちゃん。翌日はでっかい富士山を見せてあげられました