静岡川柳たかねバックナンバー
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川 柳 広 場 全国誌に学ぶ
          担当 中川  司




ち     ぬ( 大阪 )500号
断ち切れば絆は他人より他人    あかね
柳     都( 新潟 )695号
人脈はあるけどみんな金がない   冬 彦
林     檎( 青森 )485号
ファイト一発無論逃げるが勝ちである 霜 石
銀  の  笛( 秋田 )154号
ヒトは変わる 電話番号変わらない ヒサト
川柳倶楽部 %( 京都 )058号
四捨五入すればおそらく女です   ゆみ葉
そ  ら  ち(北海道)440号
ゼンマイの切れた時計と思う日々  久 子
甲  斐  野( 山梨 )319号
川柳の天狗になって我に酔う    信二郎
川柳文学コロキュウム(大阪)21号
十二色使って夢を濁らせる     喜八郎
さ い た ま( 埼玉 )564号
ああいつか命が風に変わる日よ    尚
べ  に  花( 山形 )536号
本棚に眠らす辞書もプライドも   一 杯
翔   ( 三重 ) 45号
レンジでチンしてきたような笑顔だね 恵美子
midori ( 愛知 )524号
お互いの海の底まで手を入れる    進
杜    人 ( 宮城 )211号
淋しいとダリアは赤いくせに言う  ちえみ
松 代 川 柳( 長野 )108号
友が来る一升ビンの音で来る    魁 風
白     帆( 東京 )339号
団塊の影が黄昏色になる       脩
も  う  こ( 宮城 )421号
盃に浮かんで消えぬ父の骨     逸 星
海     峡(いわき)353号
さりげなく肩の糸屑とって 恋   昌 利
北     貌( 青森 ) 24号
風呂敷で影まで包む母でした    蓬 石
み  す  ゞ( 長野 )461号
ローのまま心エンストしそうです  百 代
ぬ か る 道( 千葉 )229号
バス代にならぬ利息がそっと付き  久 光
時事川柳協会 (神奈川) 98号
食欲の秋は毎日ハム料理      貞 勇
川 柳 人 生( 新潟 )165号
前チャック開けっぱなしの肉屋さん メグミ
三 日 坊 主( 福島 )247号
いわし雲そんなに急ぐことはない  洋 子
オ ホ ー ツ ク(北海道)406号
家中をなっとう菌におかされる   宏 子
隗   (神奈川) 37号
少年法餓鬼をふたたび世に放つ   猪一郎
ふ ぁ う す と( 兵庫 )905号
耳元で秘密二人は共犯者      康 孝
川 柳 ポ ス ト( 新潟 )491号
天秤座の男の腹が決まらない    幹 江
川 柳 東 京( 東京 )544号
シンジラレナーイ胴上げ後回し   輪加造
紫     波( 岩手 )276号
永眠と仮眠の差ほどある意見    たきこ
港   (神奈川)475号
ぽっかりと私の海に男の名     久美子
わ  っ  か( 山形 )461号
面倒をよくみる奴に金がない    幸運児
白     梅( 東京 )196号
いじめなど知らぬ分教場の風    春 雄
仙 台 な ん ぶ( 宮城 )277号
人生の一本道で迷う秋       義 子
す ず む し( 秋田 )370号
手術後の夜景キラキラする命    さくら
川  柳  人( 岩手 )870号
人間はもう結構という地球     文 明
風   ( 埼玉 )59号
片づかぬ部屋死ねないわたし    輝 男
宮  城  野( 宮城 )710号
一聞いて十知り逮捕されました   大 介
能     因( 福島 )767号
一つ覚え二つ忘れて暮れる秋    忠 山
つ く ば ね( 茨城 )191号
不器用の不器用らしい修理跡    由 美
せんりゅう弥生( 白石 )97号
丁寧にかさぶた剥いで冬に入る   かほる
犬     吠( 千葉 )383号
テロップの誤字を見つけて嬉しがり  暹
おかじょうき ( 青森 )157号
人が見た時は並んでいる並木    晴 天
き ぬ う ら( 愛知 )311号
青空を飲んですっきりしませんか  悦 子



川柳広場 | Link |
(2007/01/26(Thu) 09:55:41)

ちゃっきり し ぞ 〜 か 弁 川 柳

蒸しパンのいかいこついとおやつ時    薗田 獏沓
ちんがいとも顔を見せぬがどうしたづら  薗田 獏沓
茶をくりょーむせぼったくて食えやせん  畔柳 晴康
やいあいつあれとあいまちしでかした   畔柳 晴康
ふんだってそんなケンプラなかったにー  高橋 春江
ちったーわしんとこへもおくんないね   高橋 春江
おまんちちょっくら話ょー聞いとくんな  鈴木まつ子
しっぱねできもんのすそーまくらにゃあ  鈴木まつ子
目的地までええかげん有るづらか     岡村 廣司
そーれみょう言った通りになったずら   岡村 廣司
ほざけんな他人の飯はうんみゃ〜か    堀井 草園
孫の部屋ささらほーさで虫がいる     堀井 草園
ちゃっとおんない皆輪になり歌わまい   柳沢平四朗
たかまちでえーかん人が出てるだら    柳沢平四朗
ガソリンがなきゃあ車はいのかねえ    西垣 博司
あんこもちこだくり過ぎてじゃじゃぐせえ 西垣 博司
さびーなー湯にひゃあらずに寝ちゃーざー 中安びん郎
足んわりー八十越したせいずらか     中安びん郎

▽あんてぇもこんてぇも、ええ正月を過ごしているだかしん?
今年もしぞ〜か弁コーナーを頼むでね。ええ句ん出来たらどし
どし送ってくりょうや〜。待ってるでね〜。
〒421‐2106
しぞーか市葵区牛妻2095の13  加藤 鰹あて
(受付随時、投句料もいらにゃあでね〜)


ちゃっきり しぞ〜か弁川柳 | Link |
(2007/01/26(Thu) 09:53:41)

「お 正 月」            金田 政次郎
コーラスが良いね日本の「お正月」      静 岡
凧揚げてコマを回した日の温さ
泣いた子に詫びて獅子舞二度回り
猪がジャンプをしたら凄かろう



 「雑  詠」            内山  敏子
流れには乗れない話もち込まれ        浜 松
冗談が程よく溶けてまあるい灯
年一度遠い絆の年賀状
大合併ふる里の名が消えちゃった



「何故ですか」           山本 野次馬
裏門にこびる大人の影がある      函 南
捻じ曲がる教育論にない正義
抱いてやる事しか出来ぬ子の柩
バーチャルの中しか生きぬ子の心


「どこにもあること」        増田  久子
小春日に目立ちたがりが一つ咲き      焼 津
一人旅昔は楽しかったのに
病棟の中庭で見たイシャイラズ
校庭を猫が横切る日曜日


「からっぽ」            増田  信一
曇りなき顔して今日も介護する        焼 津
雨女晴れの特異日寄り切った
墓建てて一番乗りは俺かいな
何も無い心に風を入れようか


「はじめて」            小林 ふく子
はじめてへ踏み込む位置を掃除する      袋 井
はじめての海に荒さを問うてみる
はじめてはファジーな彩がよく似合う
はじめてが好きで明日の花開く


「ボールペン」            中田   尚
ボールペン走り出したらサスペンス       浜 松
考えが文字になったら脈を打つ
エンピツで書けばウソだと逃げられる
少しだけ大人になってペンを持つ


「恋 懺 悔」           新貝 里々子
恋は卒業逢いたい人をまだ温め       袋 井
オンリーユーがいっぱいあった魔女だった
まさかわたしが孤独にすごすクリスマス
月火も金土日も空いてます


 「冬ごもり」            井口   薫
重ね着をしよう唇寒いから        袋 井
お節介火傷しました舌の先
サプライズ気付いた時は穴の底
自己嫌悪灰汁抜きしてる穴の中


「とぼける」           鈴木 恵美子
おとぼけの顔で真面目な事を言う    静 岡
おとぼけが笑いの種を小出しする
とぼけつつ自己主張する笑い皺
仮面つけちょっといたずらしてしまう


  「冬 の 月」            柏屋 叶志秋
雨よりも風が嫌いな破れ傘          山 形
カラオケの宴は音痴が盛り上げる
闘犬も餌のためなら尻尾振る
冬空に輝く月はクリスタル


「時 代 劇」         高橋  繭子
私が悪ぅございました 胃炎       大河原
苦しゅうないもっと近ぅ寄れ 敵よ
お供つかまつる 師走の風に風邪
いざご免 亥年に走り出し候


 「逆転の構図」           戸田 美佐緒
逆転の構図が覗く化粧室     さいたま
盆栽の枝に吊した日章旗
矢印の使者が火種を持ってくる
完全な円で絆を抜けられぬ


「期  待」           相馬 さわこ
早よお風呂入り紅白始まるで       神 戸
走り屋の音で聞こえぬ除夜の鐘
無宗教無欲だったらなお良いが・・・
よい年と性懲りもなく期待する


  「ダブルクリック」          横山  昌利
いける口が揃って夜を深くする      相 馬
潮境のうずに頑固な父がいる
ダブルクリックやがて親父の道を行く
どん底で苦いさかずき舐めている


「人  生」            高橋  春江
バトン無用不毛の地にはまだゆけぬ      袋 井
健脚も優しい風にすぐまろび
字余りの人生だっていいじゃない
気楽さを呑んで寂しさこぼしてる


「  風  」            芹沢 穂々美
浮いた話風が運んで消していく        沼 津
恐い者しらずで行った敵の家
かたつむり殻から出よう重い足
風ぐるま水子地蔵に遊ばれて


「お人好し」            堀場  大鯉
句読点付けぬレターを読み違え        焼 津
どさくさの陰でも吸えぬ甘い汁
じめじめと話すと猫もそっぽ向き
つめ込みの頭へ染みるもの僅か


「明 か り」             鹿野  太郎
ちっぽけな泉茶の間で湧いている        仙 台
歯ブラシに託す一番いい笑顔
ライバルは盆栽だけと笑う妻
みちのくに生まれて粘るよりチェンジ


「九十九折」            石田  竹水
楽しさは近道しないつづら折り       静 岡
チチンプイもとに戻らぬ恋の傷
楽しさが彩づく山のいろは坂
白黒に妥協をしない碁盤の目


「ローリング」           滝    進
転がって加速止まらぬ好奇心         島 田
核論争大波小波右左
埒もない話車座ローリング
ローラーに乗って終ったヒアリング


「日  々」            西垣  博司
生き甲斐は暦の朱書 丸印          静 岡
拾い手を待って一円玉の鬱
煩悩の小舟が日々に蛇行する
鼻風邪にこんなに多い処方薬


「雑  詠」             ふくだ 万年
ケセラセラ口笛ふいて今日も過ぎ        大 阪
買った籤くちぶえ吹いて夢を見る
毛皮着てヘソのウラ魅せ風邪を引く
歳だから十年日記買うべきか


「冒  険」             竹内  さき
さあさあーと風を越す億の冒険        浜 松
風一夜山のあなたに果てるまで
恋ペンに宿して旅をする熟女
朱を入れて今年の命手の平に


 「初  雪」            大塚  徳子
初雪を纏い笹竹イナバウアー        仙 台
冬の川蛇行をしたり澱んだり
センセーショナルいじめいじめと騒ぎ立て
薄くてもテレビにわたし感度いい


 「目  線」             升  ますや
思春期の目線の先に何かある         気仙沼
思春期の目線へ母が追いかける
伏目から上目せわしい十五才
娘へ苦言素直に聞いている不思議


 「雑  詠」             森島  寿恵
師走風町にネオンの花が咲き      浜 松
鰯雲流れて明日へ季が動く
電線にカラスの群が柿ねらう
約束を忘れられたか待ちぼうけ


「介  護」            成島  静枝
修羅越えてベッドの姑を抱き上げる      千 葉
お母さんいるね安堵の眼を閉じる
口元の笑みなんの夢見ているの
ベッドまで介護更新通知来る


 「も し も」             設楽 亜季浩
もしもだよ仮りと断る再検査      静 岡
もしやこれ青空市に似てる服
IT化もしも電気が止まったら
私にももしもがあればヒルズ族


「自 由 吟」            山田 フサ子
年重ね秒針どっと早くなる        袋 井
終章はそこまで来てる物忘れ
霜月の心へ咲かす花の彩
手鏡に春夏秋冬みだれ髪


  「夢去りぬ」            鈴木 まつ子
来る、来ないひたすら待っている月夜      島 田
愛も憎もどこへ消えたか過去にする
愛しむ夢のつづきに酔いしれる
胸しんしん心はらはら夢去りぬ


「自 由 吟」            堀内 しのぶ
勝ち組に入った気分初詣で           焼 津
春を待つ膨らむ愛も花開き
どの芽にも咲く日の夢がきっとある
畦道を辿れば童心よみがえる


  「  旅  」               薮ア 千恵子
誕生日キャリーバックのプレゼント       焼 津
来年も孫と約束する旅行
娘と孫が次々旅のプラン立て
誘われて今しかないと旅に行く


  「つれづれに」           川口 のぶ子
やる気などとうに捨てたか日指追う      藤 枝
日溜りに集まる人の杖の数
ともすれば散りそうな気を引きしめる
居心地の良いにまかせて老い拾う


  「入院生活」            中矢  長仁
病窓に枯葉舞い降り師走知る          松 山
車椅子乗り降り出来て一人こぐ
一人で立ち杖を頼りに歩けたぞ
夜景見てホテルの様と妻が言う


「晩  秋」            畔柳  晴康
歳でない秋霖出足鈍らせる           浜 松
掛け布団引張りあった今朝の冷え
もみじ狩り腰に手を当て背をそらす
背を丸め人生秋の落葉踏む


  「道 連 れ」               馬渕 よし子
生かされています僅かな年金で         浜 松
目が覚めて今日一日の荷を背負う
三歩後歩いた癖がまだ抜けず
鼻歌が聞こえ我が家は安泰日


  「笑  顔」            朝比奈 零児
美辞麗句無用笑顔のご挨拶          島 田
ひょこひょこと笑顔ぶら下げ西東
世辞よりも笑顔に惹かれ人が寄り
三代の笑顔が招く福の神


  「雑  詠」            滝田  玲子
あいまいさについてゆかれぬニート族     浜 松
駆けまわる師走第九でしめくくる
聞き流すことも覚えた処世術
波風を立てぬ暮らしにじっと耐え


「つわぶきの花」            笹  美弥子
晩秋のそこだけ明るい石路の花       仙 台
石路の花ちさくゆらして風の道
まったりと冬の入口石路の花
もう一度座りなおして組みたてる


  「喜  び」              加茂  和枝
多面体ひとつ光れば満足で         岩 沼
問題はゆっくり噛んで出す答え
一日を足は支える有難う
喜びは体の中のエネルギー


  「生 き る」             竹内  登志
世渡りのコツ弁える風見鶏           浜 松
成せばなる窮地に老の底力
郷に入り郷に従う生き上手
好奇心八十路に脳の活性化


  「  大  」             安田  豊子
生きて来た証に大きい絵を描こう        浜 松
大好きなあなたがいれば鏡見る
大小があるからバランスとれている
大金を掴む話はもう来ない


「  花  」            川口   亘
野に咲いた花にも似せたいい出会い      藤 枝
野仏に誰の手向けか花一輪
競い咲きやっと見られる菊の花
県崖に周囲の花も立ち止まり


  「自 由 吟」              御田  俊坊
約束を守り信用堅さ増す           高 畠
信頼が守る善人温かい
寒さには負けず汗かく雪囲い
風邪だけは寒さに弱く玉子酒


  「九州場所」            中安 びん郎
九州場所馬賊芸者が目を奪い        静 岡
蹴たぐりで九州場所も勝ち名乗り
九州場所地元大関期待掛け
九州の次は日本の横綱を


  「シクラメン」           林  二三子
卒寿なお手術に耐えたいい笑顔        芝 川
手術無事終えてひとまず安堵する
これからも続く介護に心する
冬の陽ざし受けて窓辺のシクラメン


「自 由 吟」       提坂 まさえ
飲み干したグラスに答え訊いてみる  静 岡
ストローですってしまおうわだかまり
足と腰油がきいて今日は晴れ
夫婦仲耐震工事やっておく


  「自 由 吟」        谷口  智美
風物詩熊手にジャンボ神経痛    伊 豆
ヤラセでもいいからもっと会話して
最大のボランティアかも労働者
民営化反対派でしょアーユーセイ


「ポ エ ム」         真田  義子
ゆっくりと歩いてごらん空見上げ  仙 台
歩くたび違う景色に出会うから
いつか見たあの青空を抱きしめて
美しい未来見つめて歩こうよ


  「信  用」             真理  猫子
針穴をつついて逃げるマスメディア       岡 崎
ここ掘れワンワンそんなヒロシが騙されて
今年こそ見積もり取って生きてみる
一番の大法螺吹きはわたしです


「自 由 吟」       堀井  草園
欲張りのからんだ枝は折れ易い    静 岡
無が夢中せっせと蒔いた無精卵
雑談の中で耳垢齧り出す
淋しくて諦めだけは漬けて置く


  「不吉な予感」       酒井  可福
滑落の夢に妻の名呼んで起き    北九州
口笛が夜の静寂の悪を呼ぶ
外からの口笛娘いそいそと
黒猫が尻尾を立てて睨んでる


「鮎三昧・・・其の四」    永田 のぶ男
川の絵が好きで稚鮎を群がらせ  静 岡
川底に鮎を名人苔で見る
よそ者を追っ払う鮎体当り
赤とんぼ止まった竿は動けない


   「転(こ) け る」            長澤 アキラ
丹田に力をこめて逃げまわる          静 岡
面接で特技を聞かれうたう歌
引っ張ってアイロンかけて化粧する
警官の前で信号無視をする


「健  康」       川村  洋未
出たくない健康という落し穴     静 岡
雨にぬれそれでもタバコ吸いたいか
健康と表書きする免罪符
一夜漬うりも私も同じ穴


  「神  様」         中野 三根子
神様になってしまった今日の母  静 岡
神の声きいてやさしさたしかめる
神さまに許してもらううそひとつ
念のため指切りをする神さまと


「美辞麗句」         佐野 由利子
内緒だと言った人から喋り出し  静 岡
甘やかしいや厳しすぎ子の躾
言いたい事一方的な投書欄
お世辞と取られなかった美辞麗句


  「つれづれに」           堀場  梨絵
海凪いでゆっくり亡父の声を聞く        静 岡
卵焼きに家紋を押して今日暮れる
金次第何をするにも金がいる
あれもこれもと何もしないで今日が終え


「裏 の 帯」       池田  茂瑠
季に合った羽根に女が変えてゆく   静 岡
東京の砂漠の上の挙式です
胸の奥まではあなたに染まらない
喪の帯を締めると美女になる私


  「雑木林のサンバ」      川路  泰山
さ緑の命を拾う美顔術       島 田
草群れて薄いお頭は置いてきぼりに
美男美女消えて烈火の熱さ踏む
雑木林のサンバに冬が揺れ動く


「ケータイ」         多田  幹江
地雷めくケータイ除けて行く砂漠 静 岡
ケータイに夢中の友とすれ違う
ケータイにひっかかってる濡れ落葉
国境を越えて電子のおめでとう


   「兵 と は」            高瀬  輝男
兵力をバック竹島尖閣と            焼 津
漁船拿捕兵力持たぬ弱さ突き
平和説くうしろチラチラ核兵器
民は飢え兵器倉庫は満杯だ


「チョリソー」              山口   兄六   
♂と♀ただそれだけでいたい夜         足 利
純愛のガラスケースで眠る僕
二日酔い君の都合になる記憶
募金箱見栄でも偽善でもいいよ


「大   吉」                望月   弘
人生のエキシビジョンへジャンプする   静 岡
時効からファーストキッス探し出す
大吉が宝くじには通じない
わたくしが優先席で揺らされる


 「道 玄 坂」           加藤   鰹
ちょっとした角度で真実が消える    静 岡
うらばなし聞こえた白ラムを追加
帰ってはこない彼女とボールペン
ホテル街抜ければ他人だね僕ら


   顧  問  吟 
 「ド ラ マ」        柳沢 平四朗
痩せて来た暦へ使者はもう来ない        静 岡
シナリオが一つドラマは数知れず
団塊のこれから角の無い切符
人情が邪魔をしている舌足らず





虎竹抄 | Link |
(2007/01/26(Thu) 09:52:41)


 平成十八年度 たかね年間賞受賞作品 

正 賞
  一冊の本一本の藁になる        池田 茂瑠

準 賞
  切り株の芯父がいて母がいて      望月 鐘雄
  襟立てて気前良すぎたなと思う     長澤アキラ
  一円貨仲間はずれの音がする      山田フサ子
  満ち足りてくると助言が気に入らぬ   岡村 廣司   
    



「川柳人」主宰        岩手県  佐藤 岳俊 選
  特 選
 切り株の芯父がいて母がいて      望月 鐘雄
  佳 作
 人間の背中で爪を研いでます      高橋 繭子
 恋人の肩越しに見る百日紅       戸田美佐緒
 トンネルの中で本音が見えてくる    堀井 草園
 処方箋楽しいうそを少し混ぜ      川村 洋未
 
▽2005年の広島、2006年の岩手で「たかね」の皆さんにお世話いただき感謝している。たかねは高嶺。2005年富士山頂に立った。特選「切り株の芯」は地に足をついた作品。「人間の」「恋人の」「トンネルの」「処方箋」に批評の目があった。

佐藤 岳俊(さとう がくしゅん)
「川柳人」主宰。
詩集『酸性土壌』評論集「縄文の土偶」
「現代川柳の原風景」「現代川柳の荒野」


 
沖縄県川柳協会会長      沖縄県  国吉司図子 選
  特 選
 封筒の奥までのぞくラブレター     寺脇 龍狂
  佳 作
 満ち足りてくると助言が気に入らぬ   岡村 廣司
 正札のゼロに思わず指を折る      川村 洋未
 音のない拍手も混じる多数決      江川ふみ子
 たとえばの話に伏せてある本音     江川ふみ子

▽特選・ラブレターとは縁のない年ですが、ユーモアがあり、誰でもやっている楽しいしぐさですよね。秀1〜4までは、日常生活の中でよくあること。満ち足りてくると少しは有頂天になるし、物の値段を百円から0の数を数えなければわからない値段さえ出てくる。それを買う人がいるから世の中おもしろい。

国吉司図子(くによし しずこ)
沖縄県川柳協会会長
那覇川柳の会名誉会長
日川協沖縄全国大会実行委員長



 下野川柳会会長         栃木県  川俣 秀夫 選
  特 選
 処方箋楽しいうそを少し混ぜ      川村 洋未
  佳 作
 満ち足りてくると助言が気に入らぬ   岡村 廣司
 一円貨仲間はずれの音がする      山田フサ子
 針のない時計さがしに骨董屋      高橋 春江
 捨てて来た未来を拾うロスタイム    柳沢平四朗
 
▽年間賞候補作品のほとんどが十七音字の句で嬉しい限り・   
 特選句・・・高齢化ニッポンにも欲しいものです。

川俣 秀夫(かわまた ひでお)
下野川柳会十四代会長
宇都宮雀郎会副会長
「下野川柳」千六百号記念句集“夢一句



川柳天守閣同人代表     大阪府  久保田元紀 選
  特 選
 一円貨仲間はずれの音がする      山田フサ子
  佳 作
 切り株の芯父がいて母がいて      望月 鐘雄
 一冊の本一本の藁になる        池田 茂瑠
 美人です煮ても食えない金魚です    福田勝太郎
 複雑な話はしない発泡酒        川島 五貫
 
▽静岡地域の川柳の選は今回が初めてであったが、伝統川柳、現代川柳、メディア川柳の入り混じっている地域だと思う。主観の効いた現代川柳が少なかったのが淋しい。

久保田元紀(くぼた もとき)
川柳天守閣同人代表。日川協常任幹事
大阪市生涯学習センター川柳講師
著書「現代川柳十七条」「川柳よ何処へゆく」



 川柳美すゞ吟社主幹    長野県   桜井 閑山 選
  特 選
 一冊の本一本の藁になる        池田 茂瑠
  佳 作
 いつかいつかを貯めている小抽出し   多田 幹江
 大丈夫何とかなるさ青い空       佐野由利子
 輪の中に入る勇気と出る勇気      中田  尚
 襟立てて気前良すぎたなと思う     長澤アキラ
 
▽佳句が揃い、何度か読んでやっと十五句。その中からの五句は迷いに迷いました。結局、私の生き様を詠んでいるような句になりました。悪しからず。

桜井 閑山(さくらい かんざん)
川柳美すゞ吟社主幹
長野県川柳作家連盟副会長
長野県カルチャーセンター講師


 
川柳塔社常任理事    和歌山県   木本 朱夏 選
  特 選
 一冊の本一本の藁になる        池田 茂瑠
  佳 作
 水色を捕まえるまでチューニング    ひとり 静
 月満ちるいいなおんなは子が産める   成島 静枝
 内緒だが二年前まで尾があった     長澤アキラ
 人間の背中で爪を研いでます      高橋 繭子
 
▽年間賞候補作品七十二句。定型を守り、一読明解、ユーモアと穿ちの利いた楽しい作品の数々に選句の苦しさを忘れました。特選句は一読明解ながら、内容に奥深いものがあり私の胸にひびきました。

木本 朱夏(きもと しゅか)
川柳塔社常任理事・毎日文化センター
川柳講師・サンケイ新聞和歌山川柳選者
句集「転生」



 NHKぱらぼら川柳会    神奈川県 大木 俊秀 選
  特 選
 ぬるま湯にニートの湯垢浮いている   堀井 草園
  佳 作
 月満ちるいいなおんなは子が産める   成島 静枝
 襟立てて気前良すぎたなと思う     長澤アキラ
 年収が足りず悪女に出会えない     山口 兄六
 雪解けるまではバレずに済みそうだ   林 二三子
 
▽作る方も選ぶ方も上6、上7、上8の字余りは平ちゃらという向きが多い中で、七十二候補作品中、上5部分の字余りはわずか3句にすぎませんでした。まことに結構です。一句の生殺与奪は下5が握っていると言われますが、折角の好作品が下5でヘナヘナになったものが散見され残念でした。手垢のついていないハッとする句をいただきました。
 
大木 俊秀(おおき しゅんしゅう)
番傘川柳本社。NHKぱらぼら川柳会
「俊秀流川柳入門」(家の光協会)
「はじめての川柳」(NHK学園)



毎日新聞鳥取柳壇選者    鳥取県  新家 完司 選
  特 選
 絶好調ふんわり丸くオムライス     川村 洋未
  佳 作
 飼われたくなくてすぐ死ぬカブトムシ  増田 久子
 襟立てて気前良すぎたなと思う     長澤アキラ
 靴底の減らない人が謝罪して      寺脇 龍狂
 一冊の本一本の藁になる        池田 茂瑠
 
▽「たかね」の皆さまの句を拝見するのは初めてのことですので、どのような句が出てくるのか緊張しましたが、私が目ざしているのと同じ方向に思えて安心しました。

新家 完司(しんけ かんじ)
川柳塔社同人・川柳展望社会員
毎日新聞鳥取柳壇選者
新家完司川柳集(1)〜(4)



おめでとう♪ | Link |
(2007/01/26(Thu) 09:42:41)

 平成十八年十一月十八日 定例句会
    於 静岡市駒形神社 社務所

席 題 「はがき」  望月  弘 選
投函をしたハガキから火の匂い   アキラ
裏表びっしりケチなハガキ来る   輝 男
おしゃべりはハガキ程度が丁度いい 輝 男
携帯がはがきの出番取り上げる   平四朗
もみじ狩り落ち葉の葉書誰に出そ  智 美
年賀写真ほいほい育つ他人の子   平四朗
五十年前の初恋喪で届く      泰 山
黒枠の葉書き木枯し連れて来た    鰹
往復のはがき閻魔から返事     のぶ男
絵葉書で来たパリからの夫婦旅   由利子
絵ハガキの紅葉淋しい胸揺する   茂 瑠
絵はがきで色気をだした罰当たり  のぶ男
絵手紙を額縁に入れ格を上げ    零 児
旅なれた夫が呉れる一行詩     梨 絵
「元気です」ただ一行の旅便り   由利子
金婚の旅絵ハガキで残します    茂 瑠
採用の中止ハガキで秋の暮れ    アキラ
招待状財布覗いて返事する     しげる
金の要る誘いハガキで舞い込んだ  茂 瑠
雑用を一つふやしたハガキ着く   茂 瑠
五 客
趣があるな手漉きのハガキ来る   輝 男
カリスマの葉書社会をまどわせる  輝 男
応募券貼って貧しいハガキ出す   茂 瑠
印刷屋ジェットインキに侵される  平四朗
土臭い過疎のハガキが届く秋    茂 瑠
人 位
恩知らずハガキ一枚よこしゃせず  由利子
 地 位
僕のだけポストの中で騒いでる   アキラ
 天 位
猪が群れる賀状の束を出す     茂 瑠


 宿 題 「拒 む」 堀場 梨絵 選
すみません心ならずもドアチェーン  薫
拒まれて初めて知った恋の味     亘
謝りに来たのにチャイム返事なし  獏 沓
冗談も拒まず交渉思うつぼ     は な
良縁を拒み縁談それっきり     びん郎
ありのまま拒みはしない靴をはく  和 枝
ブーメラン手に帰るとは限らない  美佐緒
談合を拒む仕事着汚れない     平四朗
乗車拒否もうのれないな縄電車   穂々美
血の絆ときには拒む金のこと    敏 子
拒まれていると気付かず念を押す  長 仁
まだ若いシルバーシート座れない  穂々美
駄々をこね拒み続ける子の歯科医  重 雄
よれよれの札を自販機寄せつけず  ぎ ん
手の内を見れば拒むと先を読む    亘
反骨の背に冷たい風が吹き      進
絶対に妥協はしない正義感     由利子
二度目まで拒んでみせて引き受ける 智 美
甘えられ拒む勇気がすぐすぼみ   廣 司
呆けてます詐欺の匂いに受話器置く 登 志
曲げられぬ思想で握手などできぬ  昌 利
拒むときもきれいな笑い崩さない  美弥子
駄目と言われ男の意地に傷が付く  長 仁
父を看る話誰もがそっぽ向き    由利子
ケイタイをペースメーカー疎んじる  弘
拒む程開けてみたいな玉手箱    重 雄
証拠まであるのに罪を認めない   二三子
煽てても乗る程俺は甘くない    晴 康
義理のある方で依頼がこばめない  春 江
 五 客
要求を拒んでからの向い風     敏 子
信念が雑魚の批評を聞き流し    泰 史
やわらかく美女に肘鉄食わされる  大 鯉
準備した逃げ口上がよく吃る    アキラ
拒まれた裂け目へ小窓つけました  茂 瑠
 人 位
ウイリアムテルの林檎が矢を嫌う  美佐緒
 地 位
法相が拒むサインで生き延びる   野次馬
天 位
神の派を拒みアラブの血で染める  平四朗
 軸 吟
こばまれて知る人生のさじかげん  梨 絵


宿 題  「どんぐり」曽根田しげる 選
居心地の良いどんぐりの背くらべ  アキラ
あの人のどんぐりまなこ気にかかる 三根子
どんぐりがドジョウに聞いた泳ぎ方 玲 子
クラス会今もどんぐり背比べ    三根子
童心にかえりドングリ拾う保母   梨 絵
どんぐりの頃は親友だったのに    鰹
どんぐりの第二人生駒に替え    安 心
どんぐりも踏んだ迷える羊です   茂 瑠
どんぐりが復党するかしないとか  のぶ男
どんぐりが格差社会に抗議する   零 児
どんぐりがタクトに踊る塾通い   野次馬
どんぐりに先を越された下り坂   由利子
どんぐりに輪から出ろよとプレッシャー
                 洋 未
どんぐりを握って眠る舟の中    草園
一生をどんぐりのまま転がりて   たきこ
丈くらべ相手も矢張り背伸びする  晴康
どんぐりに郷愁が在り秋の風    のぶ子
どんぐりで良かった自殺せずにすむ  尚
どんぐりの笑顔が戻るテイータイム 和 枝
キャスティングどんぐり揃い決らない 進
まだ青いどんぐり仲間不採用    まつ子
どんぐりだなんて失礼よ秀才を   輝 男
どんぐりと昔話がしてみたい    は な
昼寝の児掌にどんぐりが添い寝する  進
どんぐりを探して村に来た子熊   アキラ
 五 客
どんぐりで良かったワハハ笑えるぞ 和 枝
今に見ていろどんぐりの独り言   零 児
どんぐりの列にもあったランク付け  薫
どんぐりの名刺を渡す同窓会    重 雄
遺伝子が子のドングリを認めさせ  泰 史
 人 位
苛めなど無くてどんぐり悩まない  大 鯉
 地 位
宿下駄の音どんぐりの群れとなる  平四朗
 天 位
どんぐりの輪へ結論が逃げ回る   平四朗
 軸 吟
どんぐりにヒーロー飛び込み輪を崩すしげる
 

宿 題「生(表現自由)」加藤  鰹 選
チョイ悪を気取るとなぜか生臭い  野次馬
生き残る事考えて逃げ遅れ     大 鯉
生の願望見果てぬ夢を追いながら  梨 絵
裏声も生きて笑わす腹話術     政次郎
明日の夢咲かせる思い食べている  満 月
生きているこの幸せを噛み締める  俊 坊
喉通すビールのうまさ生き返る   寿 恵
生活の匂いプンプンさせ元気    静 枝
バイアグラよりもおいらは生たまご 安 心
戦時下を生きてハートは白いまま  春 江
一生は夢を追っても追われても   長 仁
生神はどうもお酒が好きらしい    亘
生臭い舌の先から鱗落ち      しげる
生活感脱ぎ捨て一人旅に出る    智 美
長過ぎる生命線が怖くなる     竹 水
宝くじ当たるつもりで生きている  三根子
生きていく手立てだ冬に葉を落とす 和 枝
生命線泣いて笑って太くなる    太 郎
生一本聞こえはいいがただ頑固   亜季浩
辛酸をなめた生首吊って置く    太 郎
煮え切らぬ心が吐いた生返事     進
生臭さ抜けぬ男の艶話       由利子
生酒で秋の夜長を一人占め     穂々美
生臭い女だ鬼を飼っている     茂 瑠
二日酔い頭が痛い生きている    長 仁
柳のよう風にまかして生きている  安 心
いい事もあるさ気軽に生きようよ  輝 男
生煮えの返事もどかし月の影    重 雄
秋雨へ恋も虚飾も生乾き      茂 瑠
生きる為今日も上手に嘘をつく   三根子
生き甲斐はユーモアの句で笑わせる びん郎
天国て生身で行けるビザを買う   のぶ男
独り居のハートはいつも生乾き    薫
 五 客
騙されてだましてこれも生きるため 輝 男
無機質の街なめくじが生きていた  泰 山
八卦よい目出度い人が生き残る   徳 子
生煮えの議論かかしが欠伸する   美佐緒
風を読む日和見主義の生き残り   平四朗
 人 位
腐るから早く飲もうぜ生ビール   亜季浩
地 位
事件事故くじも一生当たらない    弘
 天 位
生煮えの忠告トイレへと流す    アキラ


宿 題 「 自 由 吟 」 互 選
E怖いなあ笑顔で弾を込めている   薫
D昨日今日メガネの曇ることばかり 徳 子
Dいんぎんな言葉で腹に触れてくる アキラ
D生き仏様はなかなかテクニシャン 大 鯉
C釈明をするから余計ややこしい  野次馬
Cジグソーのパズルがずれて一人きり穂々美
Bアンポンタンだらけ教育評論家   鰹
B安売りの品でメニューを組立てる 博 司
A強引な尻に座席をつい譲り    亜季浩
A生臭い三面記事に塩胡椒      弘
A婚約を気付かれたくて手を見せる 智 美
A生きてゆく日々題名のないドラマ 梨 絵
A生意気になってちょっぴりロスタイム
                 草 園
Aリサイクルされぬ命だ磨かねば  春 江
A秋晴れの富士に悩みを吸いとられ 五 貫
@出し汁に徹し実りを掌に入れる  政次郎
@嬉しさを拾い届ける靴の傷    満 月
@あの世にも肩書きがあり居士信士 獏 沓
@友は皆遠い土地とか雲の上    長 仁
@夕焼けの彩もやっぱり秋が旬   兄 六
@実家では妻が主人と持ち上げる  信 一
@あんな事あったと旅の花が咲く  竹 水
@谷底が覗いて見えるハイヒール  のぶ男
@一歩目で割れたガラスの靴と恋  しげる
@いじめっ子対策どこか抜けている 寿 恵
@わからぬ絵わかる絵二科を観て歩くまつ子
@採り立てのいい味に会う収穫祭  二三子
@二日目はさくらと分かる叩き売り びん郎

 

 


 参加者(順不同・敬称略)柳沢平四朗、
曽根田しげる、佐野由利子、朝比奈零児、
川路泰山、堀場梨絵、池田茂瑠、高瀬輝男
森田安心、永田のぶ男、望月弘、望月満月
長澤アキラ、加藤鰹、内山敏子、堀井草園
高橋春江、大塚徳子、岡村廣司、薗田獏沓
中矢長仁、成島静枝、堀場大鯉、畔柳晴康
竹内登志、川島五貫、森島寿恵、笹美弥子
金田政次郎、井口薫、滝田玲子、御田俊坊
鹿野太郎、山田ぎん、林二三子、西垣博司
瀧進、戸田美佐緒、鈴木まつ子、石田竹水
川村洋未、加茂和枝、伊藤泰史、松野はな
川口亘、中安びん郎、中田尚、芹沢穂々美
谷口智美、増田信一、山口兄六、真田義子
山本野次馬、宮野たきこ、設楽亜季浩、川
口のぶ子、柏屋叶志秋、中野三根子



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(2007/01/26(Thu) 09:32:41)

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