川柳文学コロキュウム大会 岡崎市 真理 猫子
川柳の大会に参加したのは三回目。 川柳大会ってどんなものだろうと一人で参加した「バックストローク大会」、一昨年長泉町で開催された「静岡県川柳大会」、そして今回大阪で開催された「川柳文学コロキュウム5周年記念大会」。それぞれ雰囲気も進行も違って、それはそれで楽しめた。 川柳コロキュウム5周年記念大会は、参加者252名中、面識のある人はたったの7名。そんな中でも、会場のどこからか聞こえる呼名に、 「あっ、この人は川柳誌で見た事のある雅号だ」 「あっ、この人はインターネットの掲示板でお話ししたことがある」 と、生の声を聞けただけで感動してしまった。
川柳に関わってから何年もかかってようやく気づいた事がある。どんなに詳しい自己紹介よりも、そのひとがパッとわかる十七文字。 詠まれる内容が現実であれ、妄想であれ、その人の中に確実に存在するものだから。 そのものをどう観ているかという方向が近いものにしか反応は出来ないのだが。 そんな事を感じながら披講を聞いていた、楽しい大会だった。
翌日は、赤松ますみさん、西恵美子さん、太田虚舟さん、あらいじゅんこさんと、中前棋人さん、水品団石さん、望月弘さん、加藤鰹さん、でジャンジャン横丁と通天閣めぐり。猫舌の弘さんが、できたてのたこ焼きで口の中に大やけどをしちゃったり、話が弾んでいた姫たち(仮名)が電車を乗り越しそうになるハプニングもあったりして。 食べてしゃべって、しゃべって食べて、初対面なのに挨拶もせずに二日間一緒に遊んでくださった方に、初めて会ったような気がしないといわれるのもなんだか嬉しい。 未だ頭の中はお祭り騒ぎである。
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[38] (2008/04/26(Fri) 09:25:03) |
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