静岡川柳たかねバックナンバー
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         担当 中川   司


ぬ か る 道( 千葉 )222号
心ですかふところですか寒いのは  由紀子

三 日 坊 主( 福島 )240号
一瞬の夢散り急ぐさくらさくら   敏 子

つ く ば ね( 茨城 )184号
忘れたいことは忘れられないこと  由 美

時事 作家協会(神奈川)91号
当たり屋に突き落とされた民主党  貞 勇

銀  の  笛( 秋田 )147号
一滴のレモン私を弾ませる     つな子

能     因( 白河 )760号
一瞬のためらい自動ドアが開く   千 衣

下     野( 栃木 )1650号
裏方の汗へ勝手な外野席      秀 夫

松 代 川 柳( 長野 )101号
手が届くまでバラ色に見えただけ  綺 声

さ ざ な み( 愛知 )465号
ブーメランもう初恋は戻らない   勢津子

犬     吠( 千葉 )376号
メロン切る私の中にある祭り    春 枝

柳     都( 新潟 )688号
はかなげにでもしたたかに春の雪  笙 子

川柳倶楽部 %( 京都 )051号
キャベツ真っ二つ ニヤリ     勲二朗

オ ホ ー ツ ク(北海道)399号
雨音しだいね約束のその先は    優美子


海     峡(いわき)346号
生かされて今日も確かな水の音   芳 苑


仙 台 なんぶ( 宮城 )270号
未知数の春に恋するアマリリス   智恵子

さ い た ま( 埼玉 )557号
狼が来るぞ来るぞと葬の列     尚 美

川 柳 東 京( 東京 )537号
もったいないはOKでケチはダメ  恭 子

midori ( 愛知 )516号
飛び降りるときは一緒の筈だった   進

せんりゅう弥生( 白石 )89号
春の陽はヒトを多彩に染めていく  章 子

林     檎( 青森 )482号
冷や汗をかくのが僕の日課です   霜 石

ち     ぬ( 大阪 )493号
買い替えた機器と格闘しています  明 子

す み さ か( 長野 )184号
大分透明人間に近づいた       操

路   (神奈川)506号
鉛筆の転んだ方に鬼がいた     我 流

す ず む し( 秋田 )363号
月の道ボクに勇気があったなら   一 粋

杜     人( 宮城 )209号
ポケットは空で出たとこ勝負かな  ちえみ

川柳文学コロキュウム( 大阪 )17号
御自愛をなんぼしたかて風邪は引く しんじ

明  日  香( 埼玉 )43号
寝返りのうまい男へ貸さぬ汗    一 由

白     帆( 東京 )336号
できちゃった婚で始まる修羅阿修羅  脩

べ  に  花( 山形 )529号
改革という名で過疎が潰される   克 二

甲  斐  野( 山梨 )312号
愛なんて語る暇なしキムチ鍋    信二郎

銀     河( 東京 )72号
ガリバーに見せる南京玉すだれ   繁 治

わ  っ  か( 山形 )454号
耐えて咲く花から学ぶことばかり  マ コ

おかじょうき ( 青森 )149号
心からピュッと飛び出ている部分  むさし

ふ ぁ う す と( 兵庫 )898号
二人なら見える小さな星だけど   千 代

宮  城  野( 宮城 )703号
あなたへと続く空です見ています  ひろみ

き ぬ う ら( 愛知 )307号
少年の宇宙カラ、カラ、ラムネ玉  一 沙

港   (神奈川)468号
灯油切れ私冷たいオンナです    久美子

紫     波( 岩手 )269号
甘いマスクって舐めたことはないが たかし

家   (いわき)424号
なるようになる曇天を割る日差し  明 子

水     脈(北海道)12号
きざめば匂う青葱も川柳も     涼 子

蟹  の  目( 石川 )574号
さりげなく本音が言える腹話術   君 枝

川 柳 ポ ス ト( 新潟 )484号
不運にもくじに当った役不足     潔

川 柳 瓦 版( 大阪 )564号
又かいなフォーが出たからテレビ消す 士 郎

も  う  こ( 宮城 )413号
青空へスポンと足の抜ける音    逸 星

川 柳 人 生( 新潟 )158号
今だから笑って話す粗衣粗食    利 広

道   ( 埼玉 )211号
議論百出爆竹を放り込む      美 雄



[26] (2006/05/11(Wed) 20:04:28)



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