2014年 年頭吟

平成二十六年 年頭吟特集 賀状より 残り火が駄馬のハートをかき乱す    相田 柳峰 噴水のように桜が咲くように      赤松ますみ 午どしの夢さわやかに天翔ける     浅野 滋子 この年もケンタウロスの如く跳ね   […]

2013年 年頭吟

平成二十五年 年頭吟特集 賀状より 脱皮して蛇もわたしも恋をする     相田 柳峰 嵐が丘を越えると幕がひらきます    赤松ますみ 晴れやかに絆が祝う屠蘇の味      秋本トヨ子 巳年はる運を信じる陽を仰ぎ     […]

2012年 年頭吟

平成二十四年 年頭吟特集 賀状より 珠抱いた竜にことしの夢をかけ     浅野 滋子 この国に疑念を抱いて初春に居る    浅利猪一郎 苦も楽も味わいながらまた一里     渥美さと子 ドラゴンを真似て家宝の皿を割る   […]

2011年 年頭吟

初日陰展望台の風に立つ        小島 蘭幸 卯~マンボ正月だけは踊りたい     小林信二郎 跳ねてまた跳ねて川柳に手が届く    小林ふく子 兎と亀が手をつなぐ松の内       小林 良恵 合点していても齢だけ […]

2010年 年頭吟

平成二十二年 年頭吟特集 賀状より えんじぇるの羽根が覗いているポスト  赤松ますみ 初春の夢弾む歩幅の八十路坂      秋本トヨ子 久々に書ける『年賀』のありがたさ   浅利猪一郎 本物の虎の尾踏んだぬいぐるみ    […]